「中国人主審は日本寄り」と韓国批判のワケ「守田英正や鈴木彩艶は…」

　サッカー日本代表「森保ジャパン」は、2月3日開催のAFCアジアカップ準々決勝でイラン代表相手に1-2と敗北。韓国メディア『スポーツ韓国』は、MF守田英正（スポルティングCP）やGK鈴木彩艶（シント=トロイデンVV）のプレーに言及しながら、「中国人主審の判定が日本寄り」との見解を示している。

　日本は28分に守田のゴールで先制も、55分にFWモハマド・モヘビ（ロストフ）に流し込まれて失点。62分にはFWサルダル・アズムン（ローマ）にゴールネットを揺らされたが、オフサイド判定に助けられた。しかし試合終了間際にDF板倉滉（ボルシアMG）が相手選手をペナルティエリアで倒すと、これをFWアリレザ・ジャハンバクシュ（フェイエノールト）に決められた。

　『スポーツ韓国』は「日本がハンドを犯したり、ゴールキーパーが相手をつかんでも、中国人主審はPKを見逃した」として、2つのシーンに着目。「69分、コーナーキックのセカンドボールをDFショジャー・ハリルザデーが拾ってシュート。このシュートは明らかに守田の腕に当たっていたが、主審はVAR（ビデオアシスタントレフェリー）の確認さえしなかった」

　「86分にはアズムンがペナルティエリアで鈴木と接触して倒れた。この時、日本代表GKの腕がアズムンにかかっていたが、PKは認められなかった」と指摘した上で、「イラン側からすれば、日本寄りの中国人主審だと疑うしかないシーンが連続した」と綴っている。

　なお韓国代表は準々決勝でオーストラリア代表相手に、延長戦の末に2-1で勝利。韓国国内では決勝での日韓戦実現、アジアカップ優勝を夢見る声が多かったが、日韓戦は幻に終わっている。