ブラジル人FWルーカス・ヒアンは今月29日、明治安田J3リーグの松本山雅FCから期限付き移籍による母国復帰が正式決定。わずか1年で日本を離れている。
現在23歳のルーカスは、ファルコンFC在籍時の2022シーズンにブラジル4部リーグ16試合の出場で9ゴールと結果を残すと、昨年1月に松本へ完全移籍。しかし負傷離脱もあり、来日1年目の2023シーズンはJ3リーグで2試合の出場。6月3日のSC相模原戦を最後に、リーグ戦での出番が無かった。
また松本は今月8日に2024シーズンの選手背番号を公式発表。その際、ルーカス、濱名真央、田中想来について「移籍を前提とした契約交渉中」としていた。
するとブラジルのADコンフィアンサは29日、ルーカスを期限付き移籍により獲得したと公式発表。ただ期限付き移籍期間や年俸、買い取りオプションの有無などについては明らかにしていない。
なお松本は2023シーズン終了後に、MFパウリーニョが現役を退いたほか、FW渡邉千真をはじめおよそ10選手が退団。浦和レッズからDF馬渡和彰を完全移籍により獲得するなど、J2復帰に向けて選手の大量入れ替えを行っている。
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