
日本代表MF堂安律(SCフライブルク)は、今月19日開催のAFCアジアカップ・グループステージ第2節イラク戦で途中出場も不発。代表OBの田中マルクス闘莉王氏がFW伊東純也(スタッド・ランス)、DF菅原由勢(AZ)に言及しつつ、堂安の持ち味を活かすための方法について持論を述べている。
堂安はカタールW杯後も右サイドで伊東からレギュラーを奪えず、ベンチ要員に。ベトナム戦では63分にFW中村敬斗(スタッド・ランス)に代わって途中出場。右サイドに入ると、それまで右サイドでプレーしていた伊東が左サイドへ。伊東は本職ではない左サイドで、持ち前のドリブル突破を発揮することができなかった。
それでも森保一監督はイラク戦でも同様の選手交代を実施。左サイドで先発出場していたMF南野拓実(ASモナコ)が中央寄りのポジションをとることにより、MF久保建英(レアル・ソシエダ)が右サイド寄りに流れるなど、全体のバランスが悪い中、61分に久保を諦めて堂安を投入。伊東が再び左サイドに回っていた。
堂安、伊東の起用法に対して、闘莉王氏は依然として納得していない模様。21日夜にYouTubeチャンネル『闘莉王TV』を更新し、イラク戦出場選手の採点をする中、堂安について「(堂安のプレーは)やっぱりワンパターン。(ポジションを)右にとって、中に切り裂いていくという。それだけです。だからこのような試合になると難しい」とバッサリ。同選手のプレーを活かすための方法について、以下のようなコメントを残している。
「堂安が入ってきたら、(右サイドバックの)菅原由勢はめちゃくちゃオーバーラップすべき。それもなかった。オーバーラップしてくれる選手がいないと、堂安の左でインに持っていくプレーが全く機能しない」
「中村敬斗を左サイドで使って、伊東を右サイドバックにすればいい。あれだけ菅原が悪いならば。そうすれば堂安がボールを持ってインしたら、伊東はオーバーラップで出てくる。こういう新しいアイデアを苦しい場面で見せないといけない」
菅原がベトナム戦につづき、イラク戦でも守備面で不安を露呈したただけに、同選手のレギュラー剥奪を求めた闘莉王氏。左サイドでプレー可能な選手が少ない中、森保監督の采配に厳しい目を向けている。
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