ローマが、クラブOBであるダニエレ・デ・ロッシ氏(40)の招へいを検討しているようだ。
これまでポルトやチェルシー、インテル、レアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッドで数々のタイトルを獲得したジョゼ・モウリーニョ氏を16日に解任したローマ。1年目はヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)で大会初代王者に輝き、2年目にはヨーロッパリーグ(EL)で準優勝を果たしたが、今季はファイナンシャルフェアプレーによる制限などで補強が限られ、9位に低迷していたことから解任に踏み切った。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、その後任としてローマはクラブのレジェンドであるデ・ロッシ氏にすでに接触している模様。同氏はローマに戻るという夢を常に抱いており、このオプションに熱心だという。そして、最終決定は近いうちに下されるようだ。
クラブ歴代2位となる公式戦通算616試合に出場したデ・ロッシは2001年からローマでプレーすると、中盤の主力として長らく活躍。2019年にボカ・ジュニアーズへ移籍すると、2020年1月に現役を引退した。その後、S.P.A.L.で監督業でスタートさせたが、成績不振で半年も経たずに解任されていた。
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