バルセロナが、フラムに所属するポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(26)の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『スポルト』が伝えた。
長らくチームの主力として活躍していた元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツが昨夏にチームを旅立ったバルセロナ。その後釜としてジローナからスペイン人MFオリオール・ロメウを獲得したものの、昨季のラ・リーガ王者は依然としてブスケツの後釜を探しており、ジローナのスペイン代表DFアレイクス・ガルシアなどをリストアップしているとされている。
そのなかで、バルセロナはパリーニャを高く評価している模様。昨夏にバイエルン・ミュンヘン移籍が迫りながらも土壇場で破談となったパリーニャは、その後にフラムと2028年夏まで契約更新したものの、スポーツ面や環境の変化を望んでいることからバルセロナ移籍を魅力的に考えているという。
しかし、財政難を抱えるバルセロナはファイナンシャルフェアプレーによる制限を鑑みると、移籍金6000万ユーロ(約95億9000万円)が必要なポルトガル代表MFの獲得は夢物語だという。なお、昨夏に獲得を目指したバイエルンは依然として関心を示しているが、今冬には獲得に動かないと報じられている。
スポルティングCP下部組織出身のパリーニャは2016年夏にトップチーム昇格を果たすと、2022年夏にフラムへ完全移籍。ボール奪取能力の高さや高水準なパス精度を武器に今季もここまでプレミアリーグ17試合に出場して2ゴール1アシストを記録している。
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