リーグ・アン パリ・サンジェルマン

ブラジル人DF獲得も…シュクリニアル離脱のPSG、ボルフスブルク大型DFに注目?

マクサンス・ラクロワ 写真:Getty Images

 パリ・サンジェルマン(PSG)が、ボルフスブルクに所属するフランス人DFマクサンス・ラクロワ(23)の獲得に興味を示しているようだ。フランス『レキップ』が伝えた。

 昨夏に加わったスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルが3日に行われたフランス・スーパーカップのトゥールーズ戦で負傷し、フランス代表DFプレスネル・キンペンベも離脱で今季未出場となっているPSG。加えて、センターバックでもプレー可能なフランス代表DFノルディ・ムキエレにはバイエルン・ミュンヘンからの関心が浮上しており、今冬の退団が取り沙汰されている。

 サンパウロからブラジル人DFルーカス・べラルドを獲得したPSGはさらなる守備強化に取り組んでおり、リバプールからの関心も浮上しているラクロワをリストアップしている模様。一方で、ボルフルブルクはラクロワと2025年夏まで契約を残しているものの、現時点では新契約締結に向けて熱を入れておらず、好条件のオファーが舞い込めば、放出に応じる可能性もあるという。

 世代別のフランス代表経験もあるラクロワは母国のソショーでプロキャリアをスタートさせると、2020年夏にボルフスブルクへ完全移籍。190cmの体躯を生かした対人プレーや空中戦の強さを武器に今季のブンデスリーガ14試合に出場して1ゴールを記録している。

 なお、PSGはラクロワのほかにもウェストハム・ユナイテッドでプレーするモロッコ代表DFナイフ・アゲルドやローマに所属するスペイン代表DFディエゴ・ジョレンテにも関心を示している模様。前者に関してはウェストハムと2027年夏まで契約を結んでいることから、より難しくなる可能性もあるようだ。