
横浜F・マリノスは、2023シーズン限りでケヴィン・マスカット監督が退任。後任としてスコットランド1部セルティックのコーチであるハリー・キューウェル氏を招へいすることで合意に達した模様。横浜FCのコーチを務めているジョン・ハッチンソン氏をアシスタントコーチとして再び迎え入れることも決定的だと、海外で報じられている。
横浜FMは2021年6月にアンジェ・ポステコグルー監督がセルティックに引き抜かれると、同じくオーストラリア人のマスカット氏を招へい。マスカット監督体制のもと、2022シーズンにJ1優勝を成し遂げるなど、つねにリーグ戦で上位争いを展開。今月7日にマスカット監督の退任が正式決定していた。
そのマスカット監督の後任候補に挙がっているキューウェル氏については、セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が「(日本行きに)彼は意欲的だ」と語ったほか、同氏の意向に沿う姿勢を見せていた。
するとスポーツデータ分析会社『スタッツ・パフォーム』のプロデューサーであり、豪州サッカーに詳しいサシャ・ピサーニ氏が27日、外部から入手した情報として「キューウェル、ハッチンソンはいずれも横浜FMと合意した」とリポート。
「セルティックのキューウェルは、同郷のマスカットに代わってJリーグクラブを率いることになる。横浜でライバル関係にある横浜FCで仕事をしていたハッチンソンが、アシスタントコーチとして横浜FMに戻る」と伝えている。
ハッチンソン氏は2021年にポステコグルー監督の右腕として横浜FMを支えていたが、同年限りで退団。USLチャンピオンシップ(アメリカ2部相当)のエルパソ・ロコモティブFCを率いた後、昨年11月から横浜FCのコーチを務めていた。
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