横浜F・マリノスから韓国1部・全北現代へ期限付き移籍中のMF天野純が、今季限りで全北を退団する模様。ネット上ではヴィッセル神戸移籍の噂が飛び交っている。
現在32歳の天野は、2022シーズンに横浜FMから蔚山現代へ期限付き移籍すると、主力選手として韓国1部リーグ優勝に大きく貢献。現地で蔚山残留を期待する声が上がっていたが、今年1月に退団。横浜FMからの期限付き移籍という形で、ライバルクラブの全北に加入したことにより、韓国国内で話題を呼んでいた。
ただ全北の一員として臨んだ今季は、昨季ほどのインパクトを残せず。リーグ戦でスタメン出場12試合にとどまると、上位6クラブによるプレーオフでは、優勝の可能性が消滅した後のラスト2試合で先発出場。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージでは6試合中4試合でスタメンに名を連ねたが、今月13日の最終節バンコク・ユナイテッド戦では出場時間わずか1分に終わった。
すると韓国メディア『スポーツソウル』が15日、全北所属選手の去就を特集。天野について「期限付き移籍期間満了により、日本へ戻る」と、今季限りでの退団が既定路線との見方を示している。また同選手が全北在籍時に通っていた美容院の店主が、インスタグラムに同選手とのツーショット写真をアップ「Good Bye」と一言コメントを添えている。
その天野は、今月15日11時の時点でヴィッセル神戸の公式アカウントをフォロー。X(旧ツイッター)上では「えっ、天野が神戸?」などと、神戸移籍の可能性を予想する声も上がっている。
2023シーズンのJ1優勝クラブである神戸。攻撃的MFでは佐々木大樹や井出遥也が主力選手として活躍した一方、今年9月加入の元スペイン代表MFフアン・マタはリーグ戦1試合の出場に終わっている。
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