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ラツィオ鎌田大地と同意見!セルティック監督が語った日本人選手の良さとは

セルティック所属の日本人選手 写真:Getty Images

 スコットランド1部セルティックでは、FW古橋亨梧、MF旗手怜央、FW前田大然など日本代表選手が活躍。今月7日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)アトレティコ・マドリード戦を前に、ブレンダン・ロジャーズ監督が日本人選手のプレースタイルやメンタリティーを高く評価している。

 セルティックは2021年6月に、横浜F・マリノスからアンジェ・ポステコグルー監督を引き抜くと、翌月にヴィッセル神戸から古橋を獲得。古橋が加入1年目から絶対的ストライカーとして活躍したこともあり、旗手や前田など日本人選手の大量獲得に繋がっている。

 ロジャーズ現監督のもとでも古橋、前田、旗手の活躍が目立っているだけに、指揮官は日本人選手に好意的な印象を抱いている模様。セルティックの専門サイト『セルティックスター』によると、同監督はアトレティコ戦の前日会見で、以下のようなコメントを残したという。

 「ヨーロッパのサッカー界全体を見渡してみると、ヨーロッパのクラブに加入してトップレベルでプレーする日本人選手が、ここ10年間で増えていると思う。古橋や前田など、セルティックの選手を見ていると、フィジカル面で素晴らしく、信じられないようなプロ意識を兼ね備えている」

 「彼らは学習意識が高く、とても謙虚だ。成長したいという思いが強い。地球の裏側からやって来るわけだから、文化もプレー強度も違う異国で過ごすのは決して簡単なことではない。ここヨーロッパ(のサッカーや生活環境)にうまく適応している彼らの姿を見て、私は感銘を受けている」

 なお日本人選手のプレースタイルについては、ラツィオ所属MF鎌田大地が先月、CL公式X(旧ツイッター)アカウントのインタビューで「日本人選手はみんな真面目だし、練習もいっぱいする。もちろんテクニックというのは、みんなやっぱりあるなと思います」

 「ただフィジカル面も今は優れている選手が増えてきていると思うので、よりヨーロッパの選手に近いような選手がたくさんいるなと感じています」とコメント。ロジャーズ監督と同じく、フィジカル勝負での強さを日本人選手の特徴に挙げている。

 セルティックは先月26日に行われたアトレティコとの前回対戦で、2-2とドロー。古橋が先制ゴールを奪っていただけに、今回のアウェイゲームでも日本人選手の活躍が期待される。