
フォルトゥナ・デュッセルドルフ所属の日本代表MF田中碧は、今月21日に行われたドイツ2部リーグ第10節カイザースラウテルン戦で2ゴールをマーク。27日の第11節ブラウンシュバイク戦でもゴールを挙げているだけに、ダニエル・ティウネ監督は同選手の残留を望んでいる。
田中は今季開幕から3試合つづけてスタメン出場も、移籍に関する問題を抱えたこともあり、9月以降はレギュラーから控え要員に降格。9月のドイツ戦でゴールを決めるなど、日本代表で結果を残しているだけに、ドイツ国内メディアは「デュッセルドルフでは問題児」と批判的な論調を展開していた。
それでも同選手は直近2試合で立て続けにゴールをマーク。ドイツメディア『シュポルト』が「彼は日本のジュード・ベリンガムだ」と、中盤からの得点能力の高さという点でレアル・マドリード所属選手と比較するなど、田中に対する周囲の評価は上昇傾向。ブンデスリーガ(ドイツ1部)の上位クラブへ移籍する可能性もあわせて伝えている。
そんな中、ドイツ誌『ビルト』は「田中はデュッセルドルフにとって、ブンデスリーガ昇格の切り札になる可能性もある。したがって、ティウネ監督は今シーズン途中に退団するという話題が再燃することを望んでいない」とリポート。
指揮官は「田中はデュッセルドルフにとって重要な選手である。彼についてあまり語らず、(結果を残した)時に感謝すべきだと私は考えている。彼の足を引っ張ったり、前に押し出すべきではない。それに彼がクラブにどんな見返りをもたらしてくれるか考えるべきではない。彼はこのクラブでうまくやっている。我々はそのことに満足している」と語るなど、同選手に過度なプレッシャーをかけないように努めている。
今年夏にVfBシュツットガルト移籍交渉の破談、イングランド2部リーズ・ユナイテッドからの関心立ち消えが報じられた田中。デュッセルドルフとの契約を2025年6月まで残す中、同クラブでのさらなる活躍が期待される。
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