アーセナル所属の日本代表DF冨安健洋は、今月28日に行われたプレミアリーグ(イングランド1部)第10節シェフィールド・ユナイテッド戦で、アーセナル加入後初ゴールをマーク。イギリスや日本で冨安に対する称賛の声が多い中、韓国国内では韓国代表DFキム・ミンジェ(バイエルン・ミュンヘン)と冨安の比較で話題を呼んでいる。
2021/22シーズンからアーセナルでプレーしている冨安。左サイドバックでDFオレクサンドル・ジンチェンコの控えに甘んじているが、22日に行われた第9節チェルシー戦では後半キックオフからの出場でFWラヒーム・スターリングの突破を阻止し、勝ち点1の獲得に貢献。数試合にわたりスーパーサブとしての活躍が目立っていた。
そんな中で迎えたシェフィールド戦では、DFベン・ホワイトに替わって66分からプレー。すると4-0で迎えた後半アディショナルタイムの90+6分、コーナーキックからのクロスをゴール前でキープし、反転シュートからゴールネットを揺らした。
プレミアリーグ50試合目での移籍後初ゴールに、日本のファン・サポーターはもちろん、現地のサポーターも興奮。アーセナルでゴールを決めた初めての日本人選手として、注目度がさらに高まっている。
ただ冨安のゴールシーンを伝える韓国メディア『FMコリア』のネット掲示板では、「たった1ゴール決めただけ」「怪我多いのに、評価されている」などといった否定的なコメントが。中には同選手の怪我を願うSNSユーザーもいる一方で、「汚いコメントが見られる」という声もある。
これらにくわえて「ゴール決めたとはいえ、キム・ミンジェの方が上」などと、ディフェンダー同士での“日韓比較論”も噴出。キム・ミンジェは昨季ナポリでセリエA(イタリア1部)優勝を成し遂げると、今年夏にバイエルンへ完全移籍。今季ここまでブンデスリーガ全試合でスタメン出場している。
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