リバプール所属の日本代表MF遠藤航は、今月27日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)トゥールーズ戦で移籍後初ゴールをマーク。29日開催のプレミアリーグ(イングランド1部)第10節ノッティンガム・フォレスト戦での活躍も期待される中、現地で沸き起こっている批判に本人が向き合っている。
遠藤は今年8月にブンデスリーガ(ドイツ1部)VfBシュツットガルトからリバプールへ完全移籍したが、ここまでプレミアリーグでスタメン出場わずか1試合。控え要員に甘んじているだけに、現地では同選手の獲得に対する疑問や批判が噴出。それでもトゥールーズ戦でスタメン出場すると、1-1で迎えた前半30分にヘディングシュートから勝ち越しゴールを奪い、チームを勝利に導いた。
英メディア『リバプールエコー』によると、遠藤は自分自身への批判があることを当然だと思っているとのこと。トゥールーズ戦後のインタビューで以下のようなコメントを残している。
「私は30歳なので、彼らの批判は理解していますし、リバプールがもっと若い選手と契約したいと考えていたことは知っています。至って当然のことですし、周りの声は気にしていません。自分の仕事をするだけですね」
「僕が良いプレーをすれば、それは良い兆候です。今日だけでなく、僕のパフォーマンスはどんどん良くなっています。さらに良くなるのが目に見えるので、毎試合自分の仕事をするように努めています」
また遠藤はチーム全体のプロ意識の高さにも言及。「このクラブには非常に優れたアタッカーがたくさんいますし、先発出場か否かに関わらず全員が毎試合100%の力を発揮します。今日の試合では、モー(モハメド・サラー)が途中出場でゴールを決めたのが非常に重要なことです。先発メンバーだけではなく、全員が常にプレーする準備ができています」と語っている。
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