Jリーグ サガン鳥栖

名古屋・永井謙佑のゴール取消に「ハンド可哀想」鳥栖FWの試合中投稿が物議

永井謙佑 写真:Getty Images

 名古屋グランパス所属FW永井謙佑は、今月27日に行われた明治安田生命J1リーグ第31節サガン鳥栖戦で先発出場。ハンドによりゴールを取り消されたが、これに対する鳥栖所属FW河田篤秀のSNS投稿を巡り、様々な意見が飛び交っている。

 この一戦では0-0で迎えた前半41分、名古屋のロングフィードに反応してペナルティエリア外にポジションをとったGK朴一圭が処理を誤ると、スペースに飛び出していた永井がボールを奪取。そのまま無人のゴールマウスに流し込み、先制点を奪ったかに思われた。

 しかしVAR(ビデオアシスタントレフェリー)が介入すると、主審はOFR(オンフィールドレビュー)を実施。朴から跳ね返ってきたボールが、永井の頭にくわえて腕にも当たっていたと判断すると、ハンドの反則があったとして、ゴールを取り消した。

 名古屋戦でベンチ外の河田は前半終了直後にX(旧ツイッター)で「名古屋側からしたらあのハンドは可哀想よな。俺も一回同じようなのあるから気持ちわかる。ゴール直前のプレーで手に当たったら、それが故意でなくても、有利に働いていなくても『ハンド』やと言われたな」と投稿。

 自身の経験を交えた上で永井に同情しているが、「試合中に相手選手を思いやる投稿は不適切」といった批判が。試合中のSNS投稿を控えるように求めるSNSユーザーも見られるが、こうした批判への反対意見も噴出。河田の投稿内容や投稿時間帯を巡って、議論が白熱している。