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「三笘薫は過小評価されている」とブライトン監督が主張したワケ

三笘薫 写真:Getty Images

 日本代表MF三笘薫は、プレミアリーグ(イングランド1部)ブライトンの主力選手として活躍。今月26日にUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第3節アヤックス戦を控える中、ロベルト・デ・ゼルビ監督が同選手のクオリティに言及した。

 三笘は昨年夏にベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズからブライトンへ復帰。プレミアリーグ初挑戦の2022/23シーズンから7ゴール5アシストと結果を残すと、今季もここまでリーグ戦9試合出場で3ゴール3アシスト。マンチェスター・ユナイテッドやバルセロナなど、複数クラブからの関心が報じられる中、今月20日にはブライトンと契約延長で合意に達している。

 今季も再三にわたり素晴らしいプレーを見せているだけに、デ・ゼルビ監督は三笘に対する評価が低いと考えている模様。英メディア『スカイスポーツ』によると、指揮官はアヤックス戦の前日会見で「三笘に適切な監督がついているかどうか、私には分からない。だが、彼はどの監督にとっても適切な選手だ。形容詞はいくらでも使っていい」とコメント。

 三笘の能力の高さに触れた上で「私は彼(のクオリティ)が非常に過小評価されていると思う。フットボールの世界では、まだ彼の価値が十分に理解されていない」と、同選手の獲得を狙うクラブに警鐘を鳴らした。

 なお三笘の年俸は契約延長により、416万ポンド(約7億5000万円)へアップ。現在欧州でプレーしている日本人選手の中で最高額とみられている。日本のトッププレーヤーとして名を馳せている三笘だが、デ・ゼルビ監督は日本にとどまらず欧州トップクラスの選手だと考えているようだ。