ユベントスが、マンチェスター・シティに所属するイングランド代表MFカルバン・フィリップス(27)の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『テレグラフ』が伝えた。
出足の鋭いボール奪取能力と広い視野、高水準のキック精度を活かした展開力が魅力のフィリップスはリース下部組織出身で、昨夏にシティへ移籍。だが、ジョゼップ・グアルディオラ監督の信頼を掴むことはできず、1年目の昨季はプレミアリーグ12試合の出場に終わった。
今季もここまでリーグ戦3試合の出場にとどまっているフィリップスは出場機会が増えない現状について「毎週末、試合に出場して戦わなければいけないことはわかっている。今後数カ月の間に(自分の決断について)決断しなければいけない」と1月の退団を示唆している。
そうしたなか、イタリア代表MFニコロ・ファジョーリが賭博容疑で出場停止となっているユベントスがその穴を埋めるべく、1月にフィリップスのレンタルを希望しているとのこと。ユベントスはヨーロッパのコンペディションに参加していないことから、フィリップスとシティの双方にとって良い解決策とみなされる可能性があるようだ。
また、同選手には過去にも関心を示したニューカッスル・ユナイテッドも視線を注いでいるとのこと。イタリア代表MFサンドロ・トナーリが賭博容疑で長期の出場停止処分を受ける可能性があるニューカッスルはその代役としてレンタルを希望しているが、シティがプレミアリーグで争うライバルクラブに放出するかは不透明のようだ。
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