プレミアリーグ(イングランド1部)ブライトン所属MF三笘薫は、サッカー日本代表「森保ジャパン」に招集されていたが、体調不良のため不参加に。韓国メディアがMFソン・フンミン(トッテナム・ホットスパー)やDFキム・ミンジェ(バイエルン・ミュンヘン)の名前を挙げた上で、三笘の代表不参加に反応している。
三笘は今季もブライトンの攻撃陣に欠かせない選手として活躍。ここまで公式戦ほぼ全試合スタメン出場も、今月8日のプレミアリーグ第8節リバプール戦では本来のパフォーマンスを発揮できず。連戦による疲労蓄積が心配される中、日本サッカー協会(JFA)は9日に同選手の不参加を公式発表している。
韓国メディア『日刊スポーツ』は「ソン・フンミンとキム・ミンジェを招集した韓国代表、エースに“休息”を与えた日本サッカー」と見出しをうち、両国代表を比較。三笘の代表不参加について「体調不良が表面的な理由だが、実質的には配慮するレベルでの除外である可能性が高い。負傷など招集自体が不可能な状況ではないのに、JFAは三笘に休息を与えたのだ」と分析している。
そして韓国代表のメンバーについて「怪我が心配されているソン・フンミンをはじめ、キム・ミンジェ、ファン・ヒチャンなど中心選手をもれなく招集した。杭州アジア大会に参加していた4選手も帰国翌日、すぐにA代表チームに合流した。海外組は疲れているが、ファンの前で90分を走りたくなるというのがユルゲン・クリンスマン監督の説明だ」と説明。
「クリンスマン監督は(今月開催の)チュニジア戦とベトナム戦で、先発メンバーの入れ替えを行わない方針を打ち出している。エースといっても果敢に休息を与える配慮を選んだ日本とは明らかに異なる選択だ」と起用法にも触れると、「直近の2試合についてのみ考える韓国とは異なり、日本はエースと言っても選手の配慮を選択し、さらに先の戦いを見据えている」と締め括った。
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