Jリーグ

【J1リーグ2023】9月の月間成績トップ5&ワースト5クラブ

横浜F・マリノス 写真:Getty Images

ワースト5:横浜F・マリノス

9月の成績:1勝1分2敗・得失点差-3・総得点3

意外にも、優勝争いを演じる現時点2位の横浜F・マリノスの成績が思わしくない。8月の最終戦、第25節横浜FC戦との横浜ダービーで先制しながら1-4と逆転負けを喫したことがきっかけか、9月に入っても勝ちきれない試合が増加。ルヴァン杯では準決勝に進出したものの、リーグ戦では第29節ヴィッセル神戸との6ポイントゲームに0-2で敗れるなど、優勝争いから一歩後退する悔しい1か月となった。


セレッソ大阪 写真:Getty Images

ワースト4:セレッソ大阪

9月の成績:1勝3敗・勝ち点3・得失点差-1・総得点3

8月の月間成績ではトップ3にランクインしたセレッソ大阪が、9月はワースト4に。第27節からは無得点での3連敗中で、順位を7位まで落としている。上位を争う鹿島アントラーズとヴィッセル神戸には0-1の僅差で敗れ、残留を争う湘南ベルマーレには終盤にセットプレーから先制を許して敗北する(0-2)など、勝負強さに欠ける一面が見える月間となった。


横浜FC 写真:Getty Images

ワースト3:横浜FC

9月の成績:2分2敗・勝ち点2・得失点差-3・総得点4

第29節終了時点最下位(18位)で残留を争う横浜FC。第26節名古屋グランパス戦(1-1)、第29節浦和レッズ(1-1)と、上位チームとのアウェー試合での引き分けは悪くない。痛恨だったのは第27節、残留を争う柏レイソルとの6ポイントゲームを1-2で落としてしまったことだ。9月は4試合とも得点は奪えているため、中断期間に守備を立て直し、2戦連発中のFWマルセロ・ヒアンらを中心に残留を勝ち取れるかに注目だ。


名古屋グランパス 写真:Getty Images

ワースト2:名古屋グランパス

9月の成績:2分2敗・勝ち点2・得失点差-3・総得点3

第29節終了時点で6位の名古屋グランパスは、得点力不足に悩む。リーグ戦では7月8日に開催された第20節以降、9試合連続で複数得点を挙げられていない。現在6戦未勝利と勝てない時期が続く。9月の4試合はいずれも相手よりシュート数が少なく、シュートチャンスの構築とFWキャスパー・ユンカー以外の得点源創出が必要だ。


ガンバ大阪 写真:Getty Images

ワースト1:ガンバ大阪

9月の成績:1分3敗・勝ち点1・得失点差-9・総得点2

9月の月間成績ワースト1は、8月はトップ4で好調だったガンバ大阪。第29節終了時点で13位となった。第26節北海道コンサドーレ札幌戦で0-4で敗れると、第28節浦和レッズ戦では同点で数的優位に立つもそこから2失点して敗戦(1-3)。第29節FC東京戦でも0-3の完敗を喫し、9月の4試合で11失点と守備が安定しない。札幌、湘南と並んでリーグ最多失点タイとなった守備陣の整備は急務だ。

ページ 2 / 2

名前椎葉 洋平
趣味:サッカー観戦、読書、音楽鑑賞
好きなチーム:アビスパ福岡、Jリーグ全般、日本のサッカークラブ全般

福岡の地から日本サッカー界を少しでも盛り上げられるよう、真摯に精一杯頑張ります。

筆者記事一覧