
ワースト5:横浜F・マリノス
9月の成績:1勝1分2敗・得失点差-3・総得点3
意外にも、優勝争いを演じる現時点2位の横浜F・マリノスの成績が思わしくない。8月の最終戦、第25節横浜FC戦との横浜ダービーで先制しながら1-4と逆転負けを喫したことがきっかけか、9月に入っても勝ちきれない試合が増加。ルヴァン杯では準決勝に進出したものの、リーグ戦では第29節ヴィッセル神戸との6ポイントゲームに0-2で敗れるなど、優勝争いから一歩後退する悔しい1か月となった。

ワースト4:セレッソ大阪
9月の成績:1勝3敗・勝ち点3・得失点差-1・総得点3
8月の月間成績ではトップ3にランクインしたセレッソ大阪が、9月はワースト4に。第27節からは無得点での3連敗中で、順位を7位まで落としている。上位を争う鹿島アントラーズとヴィッセル神戸には0-1の僅差で敗れ、残留を争う湘南ベルマーレには終盤にセットプレーから先制を許して敗北する(0-2)など、勝負強さに欠ける一面が見える月間となった。

ワースト3:横浜FC
9月の成績:2分2敗・勝ち点2・得失点差-3・総得点4
第29節終了時点最下位(18位)で残留を争う横浜FC。第26節名古屋グランパス戦(1-1)、第29節浦和レッズ(1-1)と、上位チームとのアウェー試合での引き分けは悪くない。痛恨だったのは第27節、残留を争う柏レイソルとの6ポイントゲームを1-2で落としてしまったことだ。9月は4試合とも得点は奪えているため、中断期間に守備を立て直し、2戦連発中のFWマルセロ・ヒアンらを中心に残留を勝ち取れるかに注目だ。

ワースト2:名古屋グランパス
9月の成績:2分2敗・勝ち点2・得失点差-3・総得点3
第29節終了時点で6位の名古屋グランパスは、得点力不足に悩む。リーグ戦では7月8日に開催された第20節以降、9試合連続で複数得点を挙げられていない。現在6戦未勝利と勝てない時期が続く。9月の4試合はいずれも相手よりシュート数が少なく、シュートチャンスの構築とFWキャスパー・ユンカー以外の得点源創出が必要だ。

ワースト1:ガンバ大阪
9月の成績:1分3敗・勝ち点1・得失点差-9・総得点2
9月の月間成績ワースト1は、8月はトップ4で好調だったガンバ大阪。第29節終了時点で13位となった。第26節北海道コンサドーレ札幌戦で0-4で敗れると、第28節浦和レッズ戦では同点で数的優位に立つもそこから2失点して敗戦(1-3)。第29節FC東京戦でも0-3の完敗を喫し、9月の4試合で11失点と守備が安定しない。札幌、湘南と並んでリーグ最多失点タイとなった守備陣の整備は急務だ。
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