サッカー日本代表「森保ジャパン」は、日本時間10日未明の国際親善試合ドイツ戦で4-1と勝利。MF久保建英(レアル・ソシエダ)のアシストからFW浅野拓磨(VfLボーフム)が追加点を奪ったシーンで、DFアントニオ・リュディガー(レアル・マドリード)の“怠慢プレー”が話題を呼ぶ中、日本代表OBの内田篤人氏はハンジ・フリック監督解任を象徴するシーンだと考えているようだ。
日本代表は2-1とリードを迎えた90分、久保が自陣でボールを奪うと右サイドからドリブルで猛然とゴール前に駆け上がる。リュディガーが途中で追うのを諦めると、久保はGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ)と1対1に。ペナルティエリアに走り込んだ浅野にパスを出し、浅野が無人のゴールに流し込んだ。
当然ながらリュディガーのプレーは、ドイツ国内外で批判の対象に。かつてドイツのシャルケでプレーしていた内田氏も苦言。自身の冠番組であるDAZN制作『フットボール・タイム』で、以下のようなコメントを残している。
「久保くんがバーンと(裏のスペースに)抜けた時、センターバックの“アレ”が追わなかったじゃん。あのようなところにモロに出ているなと。チームとしても『行く意味ないんだ』とあれを見たら思う。リュディガーを代えるというよりも、監督交代でそういう雰囲気を変えるのがドイツ代表の答えなのかなと」
リュディガーのプレーは、ドイツサッカー連盟が監督交代を決断する要因のひとつだと主張した内田氏。「ドイツ人は大差で負けるのが一番嫌いだから、フリック監督がクビになるのは当然」と、真顔で現地サッカーファンの性格にも言及している。
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