川崎フロンターレ所属の元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアンは、今季限りでの退団がほぼ確実である模様。ブラジルメディアが、同選手の意向や他クラブからの関心を報じている。
ダミアンには以前からブラジル1部SCインテルナシオナル復帰が噂されていたが、今年夏のブラジル移籍市場最終日までに実現せず。インテルナシオナルの専門誌『Revista Colorada』は今月7日に「他クラブとの交渉は全く進んでいない。彼の代理人が今週のインタビューで語ったように、ダミアンの将来はオープンだ」と伝えていた。
そんな中、ブラジルメディア『Fanaticos』は11日に「ダミアンは来年、ブラジルに戻る予定だ。川崎と契約更新しないことを決断した。川崎との契約は、今季終了後に満了を迎える」とリポート。
これによると、ダミアンはインテルナシオナル復帰を最優先している模様。しかしインテルナシオナルは現時点で同選手に関心を寄せておらず、相思相愛の状況にはないという。
ダミアンは2021シーズンまで絶対的ストライカーとして活躍していたが、昨季はリーグ戦でわずか5ゴール。昨年8月に右足関節の負傷により一時帰国すると、今季も開幕から出遅れ。4月1日のJ1リーグ第6節北海道コンサドーレ札幌戦で復帰したものの、その後はリーグ戦で6試合の出場にとどまり、いまだに無得点。FW宮代大聖やFW山田新にレギュラーを奪われている。
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