サッカー日本代表「森保ジャパン」は日本時間10日未明にドイツ代表と対戦。カタールW杯以来となる再戦を前に、日本代表OBの佐藤寿人氏が森保一監督に対して、北中米W杯を見据えた上での戦い方を提言している。
日本代表はカタールW杯グループリーグ初戦でドイツ代表相手に2-1と逆転勝ち。ボール支配率27%の中、カウンターサッカーがハマったほか、森保監督の交代カードを切るタイミングも光った。
ファン・サポーターからはカタールW杯の再現を望む声が多く上がっているものの、佐藤氏は結果ではなく課題点の洗い出しに注力すべきだと主張。内田氏の冠番組であるDAZN制作『フットボール・タイム』に出演した際、以下のようなコメントを残している。
「大袈裟な言い方をすれば、強化試合なので『ドイツに負けていい』と思っている。10回やって1回勝つような戦い方を採用するよりも、10回やって(勝つ回数を)3,4回に増やすための戦い方をすべき。4バックでチャレンジして、課題が見えた方がいい」
「(カタールW杯の時と同じように)3バックシステムで両ワイド(ウイングバック)が(最終ラインに)引っ込んだら守れると思う。『守ったままカウンターを仕掛ける、1点取って勝つ』という戦い方だと、僕はこの試合で得るものは何もないと思う」
日本代表がカタールW杯での戦い方を終えた後、国内では「カウンターサッカー、ポゼッションサッカーどちらを目指すべきか」という論争が沸き起こっていた。これから世界強豪国と互角に渡り歩くために、攻撃に枚数をかける戦術にチャレンジすべきと佐藤氏は考えているようだ。
コメントランキング