
イングランド2部リーグのチャンピオンシップ第5節が日本時間9月2日に行われ、MF坂元達裕が所属するコベントリー・シティはホームでワトフォードと対戦した。コベントリーは3試合ぶりの白星を目指すもワトフォードに先制され、後半71分に坂元を投入するも、撃ち合いの末3-3のドローに終わった。
リーグ戦上位浮上を狙いたかったコベントリーだが、第5節終了時点で1勝1敗3分(14位)と勝ちに恵まれていない。この記事ではコベントリーが勝ちきれなかった要因を、坂元へのインタビューを交えて見ていこう。

コベントリーVSワトフォード:試合展開
アウェイのワトフォードは[4-3-3]の布陣で挑む。一方、ホームのコベントリーは今2023/24シーズンから一貫して使用している[3-4-1-2]で臨み、前節から2トップの一人だったFWエリス・シムズに代えてアメリカ代表のFWハジ・ライトをスタメン起用。坂元はベンチスタートとなった。
試合序盤、コベントリーはカウンターでチャンスをつくるも得点には至らず。対してワトフォードは両サイドから左右に揺さぶる攻撃で機会をうかがう。
19分にワトフォードDFのハンドでコベントリーにPKが与えられるも、エースストライカーのFWマット・ゴッデンが失敗。36分に中央でワトフォードにボールを奪われると左サイドに展開され、クロスに合わせたFWミレタ・ラヨビッチに先制点を許す。 コベントリーは41分に相手ペナルティエリア前で獲得したフリーキックを右ウィングバックのMFミラン・ファン・エヴァイクが直接決め1-1の同点とする。

ウィングバックの裏をつかれるコベントリー
後半、コベントリーは両ウィングバックの背後スペースをワトフォードに突かれ始め52分に失点。しかしその後、相手DFの不用意なバックパスがそのままオウンゴールとなる幸運もあり、試合は2-2の振り出しに戻る。
なんとしてもホームで勝利を収めたいコベントリーは71分にボランチのMFジョシュ・エクルズを下げてブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンからレンタル加入したばかりのスウェーデン代表MFヤシン・アヤリを投入、同時にMFファン・エヴァイクに代えてMF坂元を投入する。

坂元は右ウィングバックの位置に入りサイドでボールを受けるが、ワトフォードのウィングとサイドバックの2枚に阻まれて得意のドリブルで持ち込めない。すると79分には坂元がDFボビー・トーマスにバックパスを出したタイミングで相手FWがすかさずプレスをかけ、トーマスがGKベン・ウィルソンに出したバックパスが奪われ3点目を許してしまう。
1点を追いかけるコベントリーは86分にMFアヤリからのスルーパスをFWライトがクロス、FWゴッデンがミドルシュートを決めて3-3とするも試合終了となった。
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