Jリーグ ヴィッセル神戸

神戸・齊藤未月の柏戦負傷巡り激論「ノーファウル?」VAR介入なしに疑問も

齊藤未月 写真:Getty Images

 ヴィッセル神戸は今月19日、明治安田生命J1リーグ第24節・柏レイソル戦で1-1と引き分け。MF齊藤未月が負傷交代したが、同選手に対するタックルや主審の判定が議論の対象となっている。

 問題視されているのは前半21分のシーン。神戸はフリーキックからチャンスを作ると、ペナルティエリアにいた齊藤は右足からシュート。これをブロックされると、セカンドボールに反応し、左足を振りぬく。しかしシュート直後に戸嶋がスライディングタックル。DFジエゴにも挟まれる格好となりピッチで立ち上がれず、担架に乗せられて退場。主審はファウルをとることなく、試合はゴールキックで再開されている。

 X(旧ツイッター)上では、齊藤負傷時のDAZN中継映像が拡散。柏所属選手がわずかに遅れて齊藤にコンタクトしているだけに「完全にアフター」という指摘や、「これがノーファウル?」「なぜVAR(ビデオアシスタントレフェリー)は介入しなかったの?」「足裏で膝削ってるし退場にしてほしい」などと判定に対する疑問、さらには審判に対する批判も噴出。

 「選手生命に関わる案件」「足がダメな方向に曲がっている…」と齊藤の長期離脱を覚悟する声も上がっている一方で、「これをファールとはいえないだろ…」と主審の判定を支持するSNSユーザーもいる。

 齊藤は今季ここまでリーグ戦ほぼ全試合でスタメン出場。中盤に欠かせない選手として活躍していただけに、同選手が長期離脱となればJ1優勝争いに影響する可能性もある。