スコットランド1部セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧には、プレミアリーグ(イングランド1部)トッテナム・ホットスパー移籍の可能性が再び報じられている。そんな中、現地では同選手とブンデスリーガ(ドイツ1部)バイエルン・ミュンヘン移籍間近のトッテナム所属FWハリー・ケインが比較されている。
古橋は昨季、アンジェ・ポステコグルー前監督のもとで30ゴール以上をマーク。セルティックの絶対的ストライカーとしてリーグ連覇に大きく貢献すると、移籍報道が飛び交う中で先月4日にセルティックと契約延長で合意している。
それでもかつてスコットランド代表やチェルシーで活躍していたパット・ネビル氏は、古橋にトッテナム移籍の可能性が残っていると主張。英公共放送『BBC』の報道によると、同氏は古橋とケインについて以下のようなコメントを残したという。
「もし古橋が去れば、セルティックサポーターの心は傷つくだろう。彼は新たな契約にサインしたばかりだ。それは良いことだが、もしプレミアリーグから声がかかれば、断るのは難しいだろう」
「(プレミアリーグ移籍となれば、)トッテナムは確実に古橋の移籍先候補にあがる。もしハリー・ケインがバイエルンへ移籍するならば、トッテナムは天性のストライカーを必要とするはず。ポステコグルー監督は昨季まで古橋と一緒に仕事をしていた。古橋のことはすべて知っているだろう」
「古橋はケインよりも劣る。ケインはワールドクラスだし、古橋はトップレベルのリーグで通用することを証明しなければならない。ただ彼にゴールを決めるチャンスを与えれば、彼はゴールを決めるだろうし、ポステコグルー監督もそのことは知っているだろう。私はスコットランドでのプレーを見続けたいが、もし彼がトッテナムに行ってもショックは受けない」
プレミアリーグでの実績が豊富なケインの後釜として、古橋を推奨したネビル氏。日本代表ストライカーの去就とともに、ケインの後釜確保に迫られるトッテナムの動きにも注目が集まる。
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