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C大阪・香川真司を“戦友”本田圭佑も支持!PSG戦チケット高額設定に疑問

香川真司(写真左) 写真:Getty Images

 セレッソ大阪所属MF香川真司は28日のパリ・サンジェルマン(PSG)戦後、チケットの高額設定に異議を唱えたことで注目を集めている。ネット上で同選手への支持が広まる中、かつて日本代表でチームメイトだったMF本田圭佑も声を上げた。

 「パリ・サン=ジェルマン ジャパンツアー2023」のC大阪対PSGでは、試合会場の長居スタジアム(大阪)に32430人が来場。スタジアム最大収容人数の60%に届かず、1人35万円の「DIAMOND ホスピタリティシート」が設けられているメインスタンドを中心に空席が見られた。

 ゴール裏でも1万円(大人1人)というチケット価格には、試合前からネット上で「行き過ぎた高額設定だ」という声が上がっていた。すると香川も試合後に「スタジアムがもっと満員になってほしかったですし、そこが今後の課題ですね。子供たちに見てほしかったです。チケットの値段を考えてほしいですね」とコメントを残している。

 サッカーファンの意見を代弁する格好となった香川の発言には、本田も反応。自身のツイッターアカウントで「言え言え」と投稿すると、「そうだそうだ」「本田さんナイスです」と賛同を得ているほか、「富裕層向けサッカー観戦」「将来サッカー選手になる可能性がある子供達にも観戦出来る価格にしないと」と主催者に対する厳しい声も上がっている。

 今年夏は、PSGのみならずインテルやバイエルン・ミュンヘンなど欧州クラブが続々と来日。バイエルン対マンチェスター・シティ(国立競技場)など一部試合では6万人超えと盛況を博したが、セルティック戦をはじめ大半の試合は空席が目立つ中で開催されている。