ドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフ所属の日本代表MF田中碧には、MF遠藤航ら擁するブンデスリーガ(ドイツ1部)VfBシュツットガルトやMF長谷部誠所属アイントラハト・フランクフルトからの関心が報じられている。しかし、イングランド2部クラブも田中の獲得に向かっているようだ。
英紙『テレグラグ』は先月、ウェストハム・ユナイテッド、フラム、レスター・シティからの関心を伝えた上で、「ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFC(WBA)は今年1月、デュッセルドルフに対して田中獲得のオファーを提示したが、却下された」と報じていた。
ただWBAの専門サイト『ウェストブロムニュース』は今月26日に「WBAはレスターとともに、田中の獲得レースに再び参戦している」とリポート。WBAが今夏の移籍市場でMFジェレミー・サルミエントの獲得にとどまっていることを指摘した上で「昨季以上の結果を残すためには、さらなる補強が必要だ」としている。
その田中は、4月9日のドイツ2部リーグ戦で右膝内側靭帯を断裂。一足早く2022/23シーズンを終えたが、今月8日の練習試合で復帰している。また『ウェストブロムニュース』はフィジオの専門家であるラジパル・ブラー氏の見解をもとに、「田中がWBAと契約することになったとしても、メディカルチェックで問題を抱えることはない」と綴っている。
一方でドイツメディア『キッカー』が24日に伝えたところによると、シュツットガルトやフランクフルトも田中に関心を寄せている模様。同選手の移籍金は300万ユーロ(約4億7000万円)とみられているが、シュツットガルトは現有戦力を放出した後に田中獲得に乗り出す可能性があるという。
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