ブンデスリーガ(ドイツ1部)VfBシュツットガルト所属のMF遠藤航が、所属クラブと日本代表におけるキャプテン像の違いを語っている。
遠藤は2021年7月にペレグリーノ・マタラッツォ元監督からの指名をうけて、シュツットガルトのキャプテンに就任。2021/22シーズンのブンデスリーガ最終戦で試合終了間際にゴールを決めて、チームを残留に導いたこともあり、1年目から主将としての働きぶりが評価される。
そして2022/23シーズンも公式戦ほぼ全試合で先発出場。チームはリーグ16位に終わりプレーオフへ回ったが、ドイツ2部3位ハンブルガーSVとのプレーオフで2試合合計6-1と圧倒。遠藤も2試合ともにフル出場し、再びチームのブンデスリーガ残留に貢献した。
FIFAワールドカップ・カタール大会以降、DF吉田麻也が代表メンバー外となっている中、遠藤は今年6月に日本代表のキャプテンに就任。シュツットガルトでの経験を森保ジャパンに還元することが期待されている。
そんな遠藤は今月、『PUMA JAPAN』の公式YouTubeチャンネルに出演。なでしこジャパン(女子日本代表)の主将であるMF熊谷紗希との対談で、自身のキャプテン像について以下のようなコメントを残した。
「シュツットガルトでは、そんなに多くを語るタイプではない。ピッチ内外での姿勢、日本人の良さ、自分の“フォアザチーム”のメンタリティーだったりとか、そういう部分が評価されてキャプテンになったと思っている。だから、そんなに(チーム全体を)まとめようとはしてない」
「とにかく自然体な自分を前面に出して、(チームメイトに)ついて来させるというスタンスでやっているという感覚。日本代表だとシュツットガルトでやっている時とはまた違ったキャプテン像になるかなという感じ」
日本代表でのキャプテン像については、就任間もないこともあり多くを語らなかった遠藤。ドイツ代表、トルコ代表と対戦する今年9月の欧州遠征で新たな一面を見せるか注目が集まる。
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