浦和レッズは19日、スウェーデン人MFダヴィド・モーベルグがギリシャ1部アリス・テッサロニキへ期限付き移籍すると公式発表。外国籍選手の入れ替えが予想される中、ポーランド1部レフ・ポズナン所属MFジョアン・アマラウの去就報道が現地で飛び交っている。
マチェイ・スコルジャ監督の教え子であるアマラウは、以前から再三にわたり浦和移籍が噂されている。ポーランドメディア『WP SportoweFakty』は先月末に「浦和の他に、セルビア1部レッドスター・ベオグラード、ポルトガル1部ヴィトーリア・ギマランイス、FCファマリカンがアマラウの獲得オファーを提示した」と報じていた。
ただアマラウ本人は、2023/24シーズン開幕前のトレーニングに参加。レフ・ポズナンの公式SNSにも登場しており、ネット上では今夏残留を予想する声が上がっていた。
しかしポーランドメディア『Przeglad Sportowy』は今月19日に「アマラウはこの夏にレフ・ポズナンを去る選手のひとりだ。ただ直近2、3週間で他クラブからのオファーはない」とリポート。
するとポーランドメディア『kkslech』は20日、アマラウの現状を特集。これによると、同選手は2023/24シーズンの構想から外れているため、全体トレーニングに参加せず個別メニューで調整しているとのこと。レフ・ポズナンにとって適切なオファーが届くのを待っている段階だという。
なお攻撃的MFのアマラウは、ヴィトーリアSCやベンフィカなどポルトガル国内の複数クラブを渡り歩き、2018年7月にベンフィカからレフ・ポズナンへ完全移籍。2021/22シーズンにスコルジャ監督のもとで主力選手として活躍し、リーグ優勝に貢献していた。
しかしヨン・ファン・デン・ブロム氏が監督に就任すると、立場が一変。2022/23シーズンはリーグ戦でのスタメン出場がわずか6試合。UEFAヨーロッパカンファレンスリーグでも昨年11月から出番がなかった。
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