横浜F・マリノス所属DF小池裕太は、今月12日に行われた天皇杯3回戦FC町田ゼルビア戦で負傷。長期離脱を余儀なくされる中、ネット上では町田戦での負傷シーンを巡って様々な意見が飛び交っている。
横浜FMは今月15日に小池の負傷離脱を公式発表。これによると、同選手は右膝前十字靭帯断裂と診断されたほか、14日に神奈川県内の病院で手術。全治8か月の見込みとなっており、今季中の復帰は絶望的とみられている。
小池に対する励ましのメッセージが相次ぐ中、ツイッター上では負傷する時の動画が拡散している。同選手は前半13分、右サイドからドリブルでハーフウェイライン付近まで持ち出す。そしてMF宇野禅斗が背後から迫っていることを確認した上で切り返そうとした際に転倒。主審はホイッスルを吹いてプレーを止めたが、宇野の手が小池の背中に触れたくらいであり、解説者も「そんなに接触はない」とコメントを残している。
それだけに「悪質なタックルを受けた」という報道が一時飛び交ったほか、一部SNSユーザーから町田批判が飛ぶと、異論が噴出。「タックルはない」「町田のプレーは関係ない」という指摘があるほか、「町田は風評被害」「町田を悪者扱いにしすぎ」といった厳しい声も飛んでいる。
町田は今月6日、J2優勝争いのライバルである東京ヴェルディからMFバスケス・バイロンを完全移籍により獲得。今月9日開催の東京V戦(東京クラシック)では、2点リードから追いつかれた後に時間稼ぎと思われるプレーに徹し、試合後にネット上で様々な意見が飛び交っていた。町田を巡る議論が白熱する中、同クラブへの偏見が問題視されている。
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