元ベガルタ仙台所属選手の日本代表GKシュミット・ダニエルは、ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)でプレー。トルコ1部MKEアンカラギュジュ移籍で合意に達したとみられる中、現地メディアがSTVVの動きを報じている。
トルコメディア『ajansspor』は今月13日に「アンカラギュジュがシュミット獲得で個人合意」と報道。ベルギーメディア『Voetbal』は、アンカラギュジュがSTVVよりも高額の年俸を用意していることを伝えた上で「クラブ間交渉が進行中」としている。
くわえて『Voetbal』は14日にSTVVのゴールキーパー陣を特集。「STVVはシュミット退団を考慮している。両者の契約期間はあと1年だ」とした上で、後釜探しの現状を以下のように伝えた。
「浦和レッズ所属GK鈴木彩艶も選択肢のひとりだ。ただ昨季限りでケルンを退団したGKティモ・ホルンを獲得候補にリストアップしている。ホルンにはレンジャーズやフィオレンティーナ移籍の可能性が報じられたが、いまだに新天地が決まっていない」
シュミットは2019/20シーズンからSTVVに在籍。正守護神として活躍する中、今季もベルギー1部リーグで31試合に出場し、8度クリーンシートを達成。一方で、以前から現地メディアのインタビューで複数回にわたりステップアップ移籍に対する思いを語っていた。
なお鈴木の去就については、今月はじめに日本の一部メディアがマンチェスター・ユナイテッドとSTVVを移籍先候補に挙げると、海外メディアも反応。欧州の移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は7日、ユナイテッドがトップチームのバックアッパーとして同選手の獲得に動く可能性を伝えている。
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