FC東京所属MF安部柊斗は、今月12日に行われた天皇杯3回戦の東京ヴェルディ戦(東京ダービー)に出場。ベルギー1部RWDモレンベーク移籍の可能性が報じられているが、モレンベーク幹部は元セレッソ大阪所属選手のMF坂元達裕(現在は英2部コヴェントリー・シティFC所属)を知る人物だ。
坂元は昨年1月にC大阪から当時ベルギー1部のKVオーステンデへレンタル移籍。海外挑戦1年目からレギュラーに定着すると、2021/22シーズン終了後に完全移籍へ移行。2022/23シーズンもリーグ戦34試合中29試合の先発出場で6アシストをマークしたが、クラブは2部へ降格。ヘントやヘンクからの関心が報じられる中、今月10日にコヴェントリーへの完全移籍が正式決定した。
一方、21年ぶりにベルギー1部昇格を果たしたモレンベークは、SD(スポーツディレクター)にゴーティエ・ガナエ氏を招へい。同氏はオーステンデのSDとして坂元の獲得に尽力した過去を持つ。
また坂元と安部はいずれも『株式会社UDN SPORTS』の顧客である。ガナエ氏とUDNが坂元のベルギー移籍交渉に携わっていただけに、安部の海外挑戦を後押しする可能性は十分に考えられる。
なお安部はFC東京の下部組織や明治大学をへて、2020年にFC東京へ正式加入。プロ1年目からJ1リーグで27試合に出場するなど、主力選手として活躍。今季も4月15日のセレッソ大阪戦以降、リーグ戦全試合でスタメン出場している。
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