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清水・権田修一の千葉戦ボール当てで警鐘!元Jリーガー「有耶無耶には…」

権田修一 写真:Getty Images

 清水エスパルス所属の日本代表GK権田修一は17日、明治安田生命J2リーグ第16節ジェフユナイテッド市原・千葉戦でフル出場。ロングスローからMF米倉恒貴にゴールを決められた後、相手選手にボールを当てたことで波紋を呼ぶ中、元年俸120円Jリーガーとして知られる安彦考真氏が権田の振る舞いに関して警鐘を鳴らしている。

 千葉は88分、DF西久保駿介が左サイドからロングスロー。ボールがペナルティエリアでバウンドすると、最後は混戦から米倉がボレーシュートから豪快にゴールネットを揺らしている。そして米倉がその場で仰向けになると、チームメイトが駆け寄ってゴールを祝福したが、権田の下手から投げたボールが米倉のゴールに喜ぶ千葉所属選手に直撃。DAZN公式ツイッターアカウントのゴール動画投稿には、権田の行動に対する否定的なメッセージが多く寄せられている。

 そんな中、かつて水戸ホーリーホックやY.S.C.C.横浜に所属し、引退後は格闘家として活動している安彦氏が持論を展開。DAZN公式ツイッターアカウントのゴール動画を引用リツイートした上で「権田選手にちゃんと聞いてほしい。狙ったのかどうか。全てではないけどJリーグが本物になれないのってこう言うところを有耶無耶にしてやり過ごすことが多いからだと思う」と、検証の必要性を訴えている。

 権田はこれまでFC東京、SVホルン、サガン鳥栖、ポルトガル1部ポルティモネンセでプレー。昨年のFIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)では正守護神として活躍し、ドイツ戦とスペイン戦での大金星やチームのベスト16入りに大きく貢献している。

 また今年3月のキリンチャレンジカップ2023では、日本代表から落選。それでも森保一監督はフクダ電子アリーナで行われた千葉対清水を現地視察していた。