セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧には、プレミアリーグ(イングランド1部)クリスタル・パレスやサウサンプトンなど複数クラブからの関心が伝えられている。しかし、本人は7日に行われるスコットランド1部リーグ・プレーオフのハーツ戦を前に残留の可能性をほのめかした。
古橋の去就については、英紙『テレグラフ』は今年4月下旬に「セルティックと古橋の別れは近い」と見出しをうち、「古橋はプレミアリーグのクラブを含むヨーロッパの様々なクラブからの関心を寄せられている」とリポート。
関心を寄せているクラブとしてクリスタル・パレスとサウサンプトンを挙げたほか、古橋の状況を知る関係者の話として、「セルティックはすでに今季終了後に古橋を失う可能性があることを認めている。プレミアリーグ所属クラブによる古橋へのオファーを控えている」と報じていた。
しかし英メディア『フットボール・スコットランド』の報道によると、古橋本人は自身の去就について「僕がこのクラブにいる間に、多くの選手が退団して、多くの選手がやって来ました。僕はセルティックに残ってプレーできることを光栄に思っています」とコメント。
セルティックで満足していることを強調すると、スコットランド1部リーグ連覇がかかるハーツ戦にむけて「今シーズンまだ5試合残っていますし、昨シーズンと同じように楽しみたいですね。タイトルを獲るということにこだわらないことが大事だと思いますし、リーグ戦の1試合だと考えています。準備をして、試合に勝てるように頑張ります」と語ったという。
また『フットボール・スコットランド』は、同選手の発言をうけて「彼はセルティックでの生活をとても喜んでいるようだ。彼の最近のコメントも、積極的にクラブを去ろうとする選手のものではない」と見解を示している。
セルティックとの契約を2025年6月まで残す古橋は、海外挑戦1年目から結果を残してリーグ優勝に貢献。今季もここまでスコットランド1部リーグ31試合の出場で23ゴールをマーク。絶対的ストライカーとして活躍しているだけに、プレミアリーグ以外にもセリエA(イタリア1部)ラツィオやブンデスリーガ(ドイツ1部)方面からの関心も報じられている。
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