サッカー日本代表の森保一監督は、先月中旬から欧州視察を実施。DF板倉滉(ボルシア・メンヒェングラートバッハ)やDF冨安健洋(アーセナル)、DF中山雄太(ハダースフィールド・タウン)らとの面会が報じられる中、名古屋グランパスからポルトガル1部カーサ・ピアACへ期限付き移籍中のMF相馬勇紀とも面会。ポルティモネンセの正守護神であるGK中村航輔の日本代表再招集も検討しているかもしれない。
東京五輪のU24日本代表メンバーである相馬は、昨年7月にEAFF E-1サッカー選手権(旧東アジアサッカー選手権)の日本代表に選出されると、9月のキリンチャレンジカップ2022におけるアピールをへてFIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)に出場。今年3月にキリンチャレンジカップ2023ではメンバー外だったが、カーサ・ピアではここまでリーグ戦全試合に出場。3月中旬から4月29日のシャベス戦まで6試合つづけてスタメン出場している。
そんな中、森保監督は今月2日にカーサ・ピアのクラブ施設を訪問。相馬本人やクラブ関係者との記念写真がカーサ・ピア公式ツイッターアカウントにアップされると、名古屋サポーターや日本のサッカーファンから「森保監督ありがとうございます」、「代表招集確定演出?」、「6月の豊田スタジアム凱旋か!」というメッセージが寄せられている。
またカーサ・ピアは今月6日にポルティモネンセと対戦する。森保監督がこの一戦を現地視察するかは不明だが、ポルティモネンセでは中村が活躍しているだけに、視察の場合には中村の代表復帰を検討する可能性も考えられる。
元柏レイソル所属選手の中村は、昨年9月以降リーグ戦全試合でフル出場。先月23日のジル・ヴィセンテ戦ではシュート20本、枠内シュート4本を浴びる中で3度にわたりスーパーセーブを披露。1-0とチームを勝利に導くと、ポルトガルメディア『ゴールポイント』からMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出されている。
ただ2019年12月のE-1サッカー選手権を最後にA代表招集歴はなく、カタールW杯でもメンバー外。今年3月のキリンチャレンジカップ2023では、カタールW杯の正守護神であるGK権田修一(清水エスパルス)がメンバー外だっただけに、中村の日本代表復帰を推す声が沸き起こっている。
コメントランキング