旗手怜央に愚行…セルティックサポがレンジャーズMFを攻撃。SNS炎上も

　セルティックは4月30日のスコティッシュカップ準決勝レンジャーズ戦で1-0と勝利。日本代表FW前田大然が決勝ゴールをアシストしたことにより称賛を浴びる中、MF旗手怜央のに対するレンジャーズ所属MFトッド・キャントウェルの振る舞いが物議を醸している。

　問題視されているのは、32分のシーンだ。レンジャーズ所属FWマリク・ティルマンがピッチ上で治療を受けていた時、旗手は給水目的でレンジャーズのメディカルスタッフが持っていたバッグからペットボトルを貰おうとする。対戦相手からペットボトルを貰うことは試合中によくある光景だが、キャントウェルは旗手へのペットボトル提供を拒否するかのように、バックを旗手の届かない位置に放り投げたのだ。

　これには旗手も困惑。直後にFWアルフレッド・モレロスに断りを入れた上でペットボトルを手に入れており、レンジャーズ所属選手とのトラブルや乱闘に発展することはなかった。

　この一連のシーンはツイッター上で拡散。「スポーツマンシップに反する行為だ」、「旗手は何も悪くない」、「キャントウェルはなんて悲しい考え方をしているんだ」などキャントウェルの行為に対する批判が沸き起こっているほか、同選手のツイッターアカウントが炎上。セルティックサポーターを中心に、旗手擁護のコメントが相次いでいる。

　なお旗手は先月下旬から負傷離脱していたものの、今回のレンジャーズ戦で復帰。先発出場で66分までプレーしチームの勝利に貢献しているが、相手選手に愚行により思わぬ形で注目を浴びている。