明治安田生命J1リーグ鹿島アントラーズ所属のブラジル人MFディエゴ・ピトゥカに、今季終了後に移籍金ゼロによる母国復帰の可能性が浮上。移籍先候補に古巣のブラジル1部サントスが上がっている。
ピトゥカは昨年7月にサントス復帰が噂されたものの、同選手の代理人と鹿島幹部による会談をへて残留。鹿島は契約解除金満額である400万ドル(約5億3000万円)の支払いを要求したとみられているほか、昨年12月にはサントスが獲得オファー再提示も、鹿島が交渉に応じなかったと報じられている。
しかしブラジルメディア『Bola Vip』は今月27日、ピトゥカの去就について「彼が市場でフリーになり、ブラジルに復帰する日は近いかもしれない。サントスはすでに彼を再獲得を試みたことがあり、今回も選手サイドとの距離を縮めようとすることが可能だ」とリポート。
ピトゥカと鹿島の契約期間が2024年1月までであることを伝えた上で、「今年7月から他クラブと事前契約を結ぶ可能性がある。彼の市場価値は170万ユーロ(約2億5000万円)だ」と綴っている。
ピトゥカは2021年1月にサントスから鹿島へ完全移籍。昨季J1リーグで24試合に出場すると、今季はここまでリーグ戦ほぼ全試合で先発出場している。鹿島は同選手獲得でサントスに移籍金160万ドル(2021年1月当時約1億7400万円)を支払ったと報じられているが、契約満了により手放す可能性が考えられる。
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