レアル・マドリードが、トリノに所属するイタリア代表MFサムエレ・リッチ（21）の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『ムンド・デポルティーボ』が伝えた。
エンポリ下部組織出身のリッチは2019年にトップチーム昇格を果たすと、昨年1月にレンタルでトリノへ加入。ボール奪取能力の高さや高いパス精度を武器にアンカーとしてレギュラーポジションを手にすると、今季はここまで公式戦24試合に出場して1ゴール1アシストを記録している。
そんなリッチに対して、マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が熱視線を送っており、すでに何度かスカウトを派遣しているとのこと。トリノは同選手を非売品だと考えているが、2000万ユーロ〜2500万ユーロ（約29億7000万円〜約36億3000万円）のオファーの好条件であれば考えを改める可能性があるようだ。
なお、イタリア代表MFにはインテルやミラン、ナポリも視線を注いでいるとのこと。昨年6月にイタリア代表デビューを果たすなど、注目株となったリッチはマドリードに羽ばたくことはあるのだとうか。
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