
柏レイソルのネルシーニョ監督を巡るクラブの対応に、OBから疑問の声が上がっている。2011年のJ1リーグ優勝メンバーである近藤直也氏と澤昌克氏がブラジル人指揮官の激怒シーンを回顧。監督、選手、クラブの関係性について持論を展開している。
ネルシーニョは2009年7月から2014年まで柏を指揮。2010シーズンにJ2優勝、J1昇格を果たすと、翌2011シーズンにJ1制覇。2012シーズンには天皇杯のタイトルを勝ち取るなど、クラブに黄金期をもたらしていた。また近藤氏は2002年から2015年まで柏でプレー。2008年8月からおよそ5年半にわたり澤氏とともにネルシーニョ監督の指導を受けていた。
そんな近藤氏と澤氏は、レイソル後援会の公式YouTubeチャンネルの対談企画でブラジル人指揮官の“辞任宣言”を回顧。これによると、同監督は2012年12月23日の天皇杯準々決勝大宮アルディージャ戦と2013年8月31日のJ1リーグ鹿島アントラーズ戦でハーフタイムに「このチームを指揮しない」と激昂したにもかかわらず、後半に入って選手に指示を出し続けていたという。
このネルシーニョ監督の態度について、近藤氏は「クラブがネルシーニョを守りすぎ。(J1優勝など)もちろん結果残してすごいんだけど、そうじゃない部分はやっぱり言わないとクラブがダメだね」とクラブ批判を展開。
これに対して、天皇杯の大宮戦で指揮官の指示を無視してプレーしていた澤氏は「クラブ以上のものはない。選手はクラブ以上でもないし、監督もクラブ以上ではない」と指摘。近藤氏は「クラブは曖昧にぼかし続けてきたから」と切り捨てている。
なおネルシーニョは2019年から再び柏を指揮。今季J1開幕からここまで公式戦9試合つづけて白星なし、J1最下位という現状であるだけに、サポーターからは監督交代を望む声が沸き起こっている。
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