かつて川崎フロンターレや北海道コンサドーレ札幌、横浜F・マリノスでプレーしていた東京五輪日本代表MF三好康児は、現在ベルギー1部ロイヤル・アントワープに所属。昨年10月から長期離脱を余儀なくされていたが、まもなく公式戦で復帰するようだ。
三好は2019年8月からアントワープでプレー。昨季終了後の監督交代もあり、今季は負傷離脱前までベルギー1部リーグ10試合中9試合に先発出場して1ゴール1アシスト。マルク・ファン・ボメル監督から高く評価されていたが、昨年10月2日のリーグ戦で左膝前十字靱帯を損傷。手術後はリハビリのため一時帰国していた。
同選手はその後、ベルギーに戻ってリハビリに励むと、先月下旬にグラウンドでボールを使った個別トレーニングを開始。そして今月5日には全体トレーニングの一部メニューに合流。インスタグラムアカウントのストーリーズで、チームメイトと練習に励む自身の姿をアップしている。
またベルギーメディア『VOETBAL』は先月、三好の復帰時期について「彼が今季残り試合でプレーできるかどうか分からないが、4月中の復帰が予想される。優勝プレーオフに間に合うかもしれない」とリポート。今月24日のベルギー1部リーグ・レギュラーシーズン最終節のSTVV戦以降と想定している。
なお三好とアントワープの契約期間は今年6月までとみられているが、『VOETBAL』は昨年10月に「ファン・ボメル監督のもとで重要性が増しているため、正当で当然の契約延長を夢見ることもできる」
「だが直近数ヶ月間では、アントワープと三好の代理人との間で具体的な話し合いがなく、負傷後もそれほど変化はない」と報道。今季終了後に契約満了により退団する可能性がある現状を伝えていた。同選手の復帰後のパフォーマンスのみならず、今年夏の去就にも注目が集まる。
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