ベルギー1部リーグのシント=トロイデンVV(STVV)に所属する日本代表GKシュミット・ダニエル、DF橋岡大樹、FW林大地の去就が不透明だ。3選手に関する立石敬之CEO(最高経営責任者)の発言に、現地メディアが反応している。
ベルギーメディア『VOETBAL』の報道によると、立石CEOは「シュミット、橋岡、林のような選手は、STVVで長くプレーを続けるのが難しいんです」と語っていた模様。『VOETBAL』は「彼らに対する関心が高いのか、それともクラブが何人かの選手を移籍市場へ出そうとしているのか?既存戦力の放出は資金確保計画の一部だ」と綴っている。
つづけて『VOETBAL』は、スペイン2部デポルティーボ・アラベスからレンタル移籍により加入のFW原大智について「そもそもSTVVに保有権はない」と、STVV退団の可能性に言及。今年6月に契約満了を迎える元日本代表FW岡崎慎司の去就には触れていない。
一方でシュミットは先月、ベルギー紙『Het Belang van Limburg』のインタビューにおいて「どのクラブも僕に興味を示さないですし、移籍のチャンスはない」とコメント。ステップアップ移籍が叶わない現状を憂慮している。
また橋岡は『Het Belang van Limburg』の取材に応じた際、「ベルギーで2シーズンプレーする中でたくさんのことを学びました。次のステップに進む準備はできていると感じています」
「この冬、すでにいくつかのクラブが私の代理人に連絡してきましたけど、まだ合意には至っていません。STVVとの契約を残していますし、ある程度お金のあるクラブでないといけないですね」と、ステップアップ移籍に向けての動きを明かしている。
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