ラ・リーガ(スペイン1部)レアル・ソシエダ所属のカタールW杯日本代表MF久保建英には、レアル・マドリードやバルセロナ復帰の可能性が報じられている。その久保建英はレアル・ソシエダでの活躍もあり、移籍市場での評価を高めている。
久保建英はマジョルカやヘタフェなど複数クラブへのレンタル移籍をへて、昨年7月にレアル・マドリードからレアル・ソシエダへ完全移籍。開幕からレギュラーに定着すると、今季ここまでリーグ戦21試合の出場で4ゴール3アシスト。同選手の好調維持とともに、レアル・ソシエダもリーグ戦24試合を終えて来季UEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の4位につけている。
オーストリアメディア『Laola1』は今月はじめ、レアル・ソシエダが好調を維持している要因を分析。攻撃面でのプレースタイルに一貫性があることを説明した上で、久保建英の活躍もレアル・ソシエダを上位に押し上げるファクターだと主張している。
そして同選手について「彼は4年前にFC東京からレアル・マドリードへ移籍。その後レンタル移籍を繰り返したが、彼はレンタル移籍での過程を望んでいなかった」
「しかしレアル・ソシエダという“守られた”環境を得てから活躍し始めた。彼の市場価値は750万ユーロ(約10億8000万円)から1400万ユーロ(約20億3000万円)に跳ね上がっている」とし、レアル・ソシエダへの完全移籍が転機になったいう見方を示した。
なおスペイン紙『アス』は先月23日、バルセロナ幹部が久保建英の関係者に連絡したと報道。バルセロナ復帰の可能性に触れている。ただレアル・ソシエダは同選手との契約内容に6000万ユーロ(約85億円)の契約解除条項を盛り込んでいるため、高額の移籍金支払いは避けられないとみられている。
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