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浦和レッズのコーチを務めるヴォイテク・マコウスキ氏が、日本人の特徴について説明。クラブ内部での情報の取り扱いや、明治安田生命J1リーグ開幕節で対戦したFC東京にまつわる出来事を語っている。
マコウスキ氏はポーランドメディア『オーネット』のインタビューにて、日本文化に触れて驚いたことを聞かれると「日本人は秩序を好み、とても組織的で正直だ。この国はその点で有名だ。道で携帯電話を紛失しても、次の日に戻ってくると、携帯電話が同じ場所にあったんだ。これにはずいぶん驚いたね」と、実際に起こった出来事を交えながら日本文化の特徴を説明する。
また同氏は「スタッフ全員、総勢30名以上が入っているWhatsapp(メッセンジャーアプリ)のグループがある。特別な翻訳者もグループ内にいて、すべての説明と情報を翻訳して提供してくれるので、コーチングスタッフはクラブで何が起こっているのかを完璧に把握することができる」とクラブ内部の規定にも言及。
「例えば誰かが対戦相手を視察しに行くと、その詳細な情報がすぐに共有される。このグループには、『まだ公表していないので、部外秘でお願いします』というメッセージもよく入ってくる」
「これだけ多くのスタッフがいると、海外ではこのような情報が簡単に漏れてしまうのだろうと想像できる。移籍情報でさえそうだが、こうした内容は機密情報であることが多く、外部には何も出てこない」と具体例を交えながら、日本人の情報扱いについて語っている。
話題はシーズン開幕前のキャンプ期間中に行われる練習試合にも及ぶ。マコウスキ氏は「Jリーグクラブはトレーニングマッチの映像を一切公開しないように、協定を結ぶこともある」
「数日前のリーグ戦を行ったが、対戦相手のFC東京には我々のトレーニングマッチの映像が一切残っていなかったと聞いている。日本人は、そういう約束事にはとても慎重である」とコメント。他クラブとの約束事でも、日本人の特徴が前面に出ているとの見解を示した。
なおマコウスキ氏はマチェイ・スコルジャ監督の右腕として、2021/22シーズンにポーランド1部レフ・ポズナンのコーチを担当。シーズン終了後の昨年6月にレフ・ポズナンを退団し、今年9月からポーランド2部ビェルスコ=ビャワのアシスタントコーチを務めていたが、スコルジャ監督からのオファーにより2022/23シーズンなかばで浦和レッズに入閣している。
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