明治安田生命J1リーグ・FC東京の経営権を持つ『株式会社MIXI(ミクシィ)』の木村弘毅代表取締役社長が今月24日、自身のツイッターアカウントを更新。Jリーグの成長率やJリーガーの平均年収に否定的な見解を述べたことにより話題を呼んでいる。
木村弘毅社長は24日午前、FC東京のビジョンやクラブエンブレムの変更方針に対する反応をうけて、「FC東京のエンブレムを変える変えないでMIXIの思惑ガー、等というツイートをお見かけしますが、当社が口出しする理由もありませんしそこまでマイクロマネジメントしません」
「独立性をもって東京の皆様と共にサステナブルな経営を行い成長してもらいたいというのが本心です」と投稿。介入しない方針を打ち出すと、「ついでに、千葉ジェッツのロゴ変更も彼ら独自の判断でしてます。そして、そのことでMIXIの本社の色が強まったとかってどこかに感じますでしょうか?そんな前時代的でイケてないことは私たちはやらないっす」と綴っていた。
しかしツイッター上で「木村弘毅社長は以前、スポーツは日本経済のお荷物という主張を展開していた」と指摘を受けると、「Jリーグ30年もやってるのに全体の市場規模がたかだか1000億くらい。下手したら他国の1チーム分です。こんな成長率だったら、他国みたいに成長産業に位置付けられないですし国の支援ももらえない」
「Jリーガーの平均収入考えたら多くの子供達は目指せない。オワコンどころか始まってすらいないんです」と反論。
この投稿に対して「それだったらなぜFC東京の経営権取得したの?」、「Jリーグはオワコンどころか始まってすらいないんだ」といったコメントが寄せられているほか、「正論だと思う」、「お金がある成長産業にしていく努力は大事」と同社長を支持する声も上がっている。
ミクシィは昨年11月、FC東京の運営会社である東京フットボールクラブを子会社。経営権を取得している。木村弘毅社長は自身のツイッターアカウントを通じて、FC東京やBリーグ(プロバスケットボールリーグ)の千葉ジェッツふなばしに関する情報を積極的に発信している。
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