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ブライトン三笘薫、リバプールDFへの批判に反論「ドリブルで抜いた後…」

三笘薫 写真:Getty Images

 ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC所属のカタールW杯日本代表MF三笘薫(25)は、先月行われた2度のリバプール戦でいずれも好パフォーマンスを発揮。一方で同選手とマッチアップしたリバプール所属のイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(24)に批判が集まっている。そんな中、三笘薫のアーノルドに対する評価が現地で話題を呼んでいる。

 三笘薫は昨年10月2日のプレミアリーグ第9節・リバプール戦で65分から途中出場すると、自らのクロスから同点ゴールをお膳立て。今年1月15日の第20節では再三にわたりアーノルドにドリブル突破を仕掛けると、後半キックオフ直後の先制ゴールをアシストしている。

 さらに先月29日のFAカップ4回戦では1-1で迎えた後半アディショナルタイムの90+2分、ペナルティエリア左隅からの折り返しに反応。右足でトラップすると、右足でシュートを放つと見せかけてフェイント。相手DFの動きの逆を突いた上でシュートをゴールマウス左上に突き刺し、決勝ゴールを挙げていた。

 リバプールキラーぶりを発揮した三笘薫に注目が集まっているが、アーノルドの守備のもろさに批判が殺到。これに対してリバプールのユルゲン・クロップ監督は「昨年10月の時点で彼が優れたディフェンダーでないならプレーしない」と、アーノルドを擁護していた。

 すると三笘薫は『SPOTV』のインタビューにて、アーノルドとマッチアップした時の感想を聞かれた際に「アーノルドを一度ドリブルで抜いたんですけど、その直後に彼にブロックされたんです。その時の彼の腕力が凄かったですね」

 「アーノルド選手の守備は弱そうだと思われがちです。ただ僕が実際に彼と対戦して感じたんですけど、全然強いですよ」とコメント。

 英メディア『サセックスライブ』は同選手の発言をうけて「三笘薫はアーノルドを擁護し、彼がこれまで対戦した中で最も強いディフェンダーのひとりであると主張。クロップ監督に同意した」と綴っている。