カタールW杯日本代表MF相馬勇紀(25)は先月、明治安田生命J1リーグ・名古屋グランパスからポルトガル1部カーサ・ピアACへ期限付き移籍。今月9日の国内カップ戦でアシストをマークし、現地メディアから高評価を受けている。
相馬勇紀は先月22日にデビューすると、先月30日にはCDサンタ・クララ所属のFW田川亨介(23)やMF三竿健斗(26)との日本人対決で直接FKから移籍後初ゴールをマーク。新天地で上々の滑り出しを見せている。
そんな中、今月9日のポルトガル国内カップ戦・ナシオナル戦では移籍後初先発。右ウイングでスタメンに名を連ねると、0-2で迎えた53分にペナルティエリア右隅からグラウンダー性のパスを供給。ゴール前でFWディオゴ・ピント(23)が押し込み、移籍後2アシスト目を挙げている。
また63分で途中交代した相馬勇紀について、ポルトガルメディア『Mais Futebol』は試合後に「カーサ・ピアACはJリーグから素晴らしい選手を発掘した。加入したばかりにも関わらず、すでに結果を残している」
「この日本人選手はデビュー戦でゴールとアシストを決めた後、今度はディオゴ・ピントのゴールをアシストした。ピッチにいた63分間、チームの最も危険な動きのすべてに関与したのである」と評している。
なおカーサ・ピアAC所属の元Jリーガーでは、MF邦本宜裕(25)は後半終了間際の90分に途中出場。昨年までベガルタ仙台でプレーしていたブラジル人FWフェリペ・カルドーゾ(24)はベンチ外だった。またカーサ・ピアACは後半に2点をあげて追いついたものの、延長戦で3失点。2名の退場者を出したことが響き、2-5と敗れている。
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