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長谷部誠の現役続行推奨!独代表OB「ユベントスDFと比較して…」

長谷部誠 写真:Getty Images

 ブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルト所属の元日本代表MF長谷部誠(39)は、経験豊富なベテランとしてチームをけん引。今季限りでの現役引退、来季現役続行いずれの可能性も取りざたされる中、元ドイツ代表選手のバスティアン・シュヴァインシュタイガー氏が契約延長を強く勧めている。

 長谷部誠の今後については、ドイツ・フランクフルトの地元紙『フランクフルター・ルントシャウ』が昨年12月に「2023年3月に彼とクラブ幹部がお互いの目を見て、もう1年というのが意味を持つかどうかを検討する」と報道。

 一方でドイツ紙『ビルト』は、同選手が先月28日のバイエルン・ミュンヘン戦で活躍したことをうけて「もしかしたら、長谷部誠の引退はまだ1シーズン先かもしれない。そうなるとブンデスリーガで最年長のプロフェッショナルは、アイントラフトでの歴代最年長出場記録を更新する可能性がある」と、来季現役続行の可能性に触れていた。

 そんな中、かつてバイエルン・ミュンヘンやマンチェスター・ユナイテッド、ドイツ代表でプレーしたシュヴァインシュタイガー氏は、今月7日のDFBポカール(ドイツ国内カップ戦)フランクフルト対ダルムシュタットを観戦。

 この一戦でフル出場した長谷部誠のプレーを見ると、「もし長谷部がこのようなプレーを続けるなら、絶対に契約延長!」とコメント。くわえて「彼はレオナルド・ボヌッチを思い出させるね」と、長谷部誠がセリエA(イタリア1部)ユベントス所属のイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチ(35)に匹敵する存在だと主張している。

 また『ビルト』とシュヴァインシュタイガー氏の発言をうけて「この日本人選手は、プロ選手としてもう1年フランクフルトに留まるかどうか、今年3月中にはっきりさせると明かしていた。シュヴァインシュタイガーによると、2つの意見はない」と綴っている。

 なお長谷部誠は昨季、副キャプテンとしてUEFAヨーロッパリーグ優勝に貢献。今季はここまでブンデスリーガで6試合の出場にとどまっているが、バイエルン戦ではおよそ4か月ぶりとなる先発出場でチームに勝ち点1をもたらしている。