ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC所属のカタールW杯日本代表MF三笘薫(25)は、14日のリバプール戦で先制ゴールをアシストするなど好パフォーマンスを発揮。現地メディアから高評価を受ける中、ここにきて再び日本代表DF冨安健洋(24)所属のアーセナルへ移籍する可能性が取りざたされている。
三笘薫は昨年7月、ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズでのレンタル移籍期間を終えてブライトンへ復帰。プレミアリーグ挑戦1年目ながらもすでにレギュラーを獲得しているほか、年明けのアーセナル戦をはじめビッグクラブとの対戦で結果を残している。
またリバプール戦では左サイドハーフで先発出場。イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(24)を相手に何度もドリブル突破を仕掛けると、後半1分にショートカウンターの局面からMFソロモン・マーチ(28)の先制ゴールをアシスト。試合終了間際までプレーし、チームの勝利に大きく貢献した。
すると英メディア『90min』は、「アーセナルがブライトンでの素晴らしいパフォーマンスから、三笘薫に興味を抱いている」と報道。これによると、アーセナルはシャフタール・ドネツク所属のウクライナ代表MFムィハーイロ・ムドリク(22)の獲得を狙っていたものの、ムドリクのチェルシー移籍が正式決定したため代替候補を探しているという。
ただ一方で『90min』は同選手の経歴やプレミアリーグ挑戦1年目における活躍ぶりを紹介しつつも、「三笘薫はブライトンでは間違いなく印象的な活躍をしているが、プレミアリーグではまだ比較的未熟である」
「彼はブライトンと2025年6月まで契約を残しており、アーセナルはブライトンに売却を納得させるために高額な料金を支払わなければならないだろう」と、アーセナルにとって三笘薫獲得に向かう際のリスクを指摘。
ブライトン所属のベルギー代表MFレアンドロ・トロサール(28)がロベルト・デ・ゼルビ監督と対立し、リバプール戦でメンバー外となったこともあり「アーセナルは現時点では三笘薫を非現実的なターゲットと考えている。三笘薫のチームメイトであるレアンドロ・トロサールの方がより獲得しやすいと判断している」と見解を示している。
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