Jリーグ ヴィッセル神戸

神戸、トゥーレル完全獲得で合意か!1.4億円の買取OP行使と海外報道

マテウス・トゥーレル 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・ヴィッセル神戸は、ブラジル1部CRフラメンゴから元U20ブラジル代表DFマテウス・トゥーレル(23)をレンタル移籍により獲得していたが、今月2日までに完全獲得で合意に達したようだ。ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。

 トゥーレルは今年6月、リーグアン(フランス1部)モンペリエでのレンタル期間を終えてCRフラメンゴに復帰。しかしCRフラメンゴの今季構想から外れると、8月1日にヴィッセル神戸へレンタル移籍している。

 そして8月6日のJ1リーグ第24節・セレッソ大阪戦でデビューすると、リーグ戦6試合つづけて先発出場。9月18日の第30節・ガンバ大阪戦での負傷により戦線離脱を余儀なくされたが、今月5日の最終節・横浜F・マリノス戦で復帰していた。

 トゥーレルのレンタル期間は今季終了後までであり、買い取りオプションの設定額は100万ドル(約1億4000万円)とみられている。同選手の去就についてはブラジル紙『O DIA』が先月18日、ヴィッセル神戸はCRフラメンゴに対して買い取りオプション行使の意向を伝えたと報道。同選手の保有権の50%を取得することで合意に達する見込みだと伝えていたが、『グローボ』は今月2日にクラブ間合意に達したと伝えている。

 また現在は取引完了にむけて事務手続きを進めているものとみられ、近日中にもトゥーレルのヴィッセル神戸完全移籍加入が公式発表される見通しだ。

 なおヴィッセル神戸の外国籍選手では、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(38)がイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューを通じて今冬残留を明言。一方でブラジル2部クルゼイロへレンタル移籍していた元U20ブラジル代表FWリンコン(21)は、レンタル打ち切りにより今冬復帰の可能性が取りざたされているが、ここにきてブラジル1部ゴイアスから関心を寄せられている。