森保一監督率いる日本代表は23日、FIFAワールドカップ・カタール大会のグループリーグ初戦でドイツ代表と対戦する。前日にサウジアラビア代表がFWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)擁するアルゼンチン代表相手に金星をあげたことにより、日本国内ではドイツ代表相手の番狂わせを期待する声が上がっている。そんな中、ツイッター上では日本代表を揶揄する画像が話題を呼んでいる。
サウジアラビア代表は22日のアルゼンチン戦で、後半キックオフからわずか8分間で2ゴールを奪い逆転に成功。終盤に入って防戦一方の展開となる中、負傷者を出しながらも時間を稼いで2-1と勝利。今大会屈指の大波乱として歴史に刻まれる可能性があるだけに、サウジアラビア代表に対する関心が世界中で高まっている。
アジア勢による波乱演出は、日本国内でも注目の的に。一部メディアサウジアラビア代表サポーターへのインタビューで日本代表がドイツ代表相手に勝利する可能性を質問するなど、森保ジャパンへの期待がより一層高まっている。
そんな中、世界中のフットボールを対象に話題性豊かな出来事を取り上げるツイッターアカウント『Out Of Context Football』がドイツ戦キックオフ3時間半前にひとつの画像を投稿している。
この画像には、サウジアラビア国旗を身にまとう人物がアルゼンチン代表を破って高揚している姿が描かれている。また日本国旗と刀、それに青色のマントを身にまとう人物、ドイツ国旗の人物をやっつける時の姿を想像。しかしドイツ国旗を身にまとう人物が日本国旗の人物よりも数倍も大きく描かれている。
「ドイツ代表撃破への壁は高い」ということを意味する画像が投稿されたことにより、サウジアラビア代表サポーターをはじめ世界中のサッカーファンからは「日本代表に幸運を」、「日本代表はボコボコにされるだろう」、「ドイツ代表を舐めるな」といったコメントが寄せられている。
また日本国内のサッカーファンからは「そんなことない! 2-0で日本代表が勝つよ!」、「やめてくれ!」、「マジかよ…」といった声が沸き起こっているほか、日本のSNSユーザーが作成した画像が転載されたという指摘も見られている。
なお日本代表はドイツ代表と対戦した後、27日にGKケイロル・ナバス(パリ・サンジェルマン)擁するコスタリカ代表と激突。来月2日のグループリーグ最終戦ではMFペドリ(バルセロナ)やFWアンス・ファティ(バルセロナ)らを擁するスペイン代表と顔を合わせる。
コメントランキング