フランスサッカー協会(FFF)は20日、レアル・マドリードに所属するFWカリム・ベンゼマがカタール・ワールドカップ(W杯)を欠場することを発表した。
昨季マドリードのラ・リーガ制覇とUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝に大きく貢献し、2022年のバロンドールを受賞したベンゼマ。所属するマドリードでは直近のリーグ戦4試合を欠場していたが、カタールW杯のメンバーに選出されていた。
そんなベンゼマは19日にフランス代表のトレーニングに初参加したものの、左太ももに違和感を感じて全体練習を途中で切り上げ。そして、ドーハの病院でMRI検査を受けたところ右大腿骨損傷と診断され、3週間離脱する見込みでカタールW杯の欠場が確定したようだ。
なお、フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督はベンゼマの欠場について「このワールドカップを大きな目標としていたカリムのことは非常に残念だ。フランス代表チームにとっては新たな打撃だが、私は自分のチームに全幅の信頼を置いている。我々に待ち受けている大きなチャレンジに応えるため、あらゆる手段を尽くす」と語っている。
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