明治安田生命J1リーグ・浦和レッズは8日、FW木原励(19)タイ1部ムアントン・ユナイテッドの練習に参加すると公式発表している。ただ木原励のみならず、今季SC相模原へ期限付き移籍していたU20日本代表DF福島竜弥(20)もムアントンへ派遣されたようだ。8日、タイ大手メディア『サイアムスポーツ』が報じている。
浦和レッズは2019年9月にムアントンとパートナーシップの覚書を締結。「ニーズに応じた、若手選手を中心とした人材交流」を提携目的のひとつとして掲げている。また覚書締結以降、ムアントン所属のタイ代表FWアディサク・クライソーン(31)やタイ代表MFウィーラテップ・ポンパーン(26)に浦和レッズ移籍の可能性があると現地で報じられたほか、先月には西野努TD(テクニカルダイレクター)がムアントンのホームゲームを視察。現地メディアのインタビューに応じた際、複数選手を獲得候補に含めていることを明かした。
そんな中、浦和レッズはパートナーシップ提携の一環として木原励が今月9日から来月1日までムアントンのトレーニングに参加すると発表。一方、ムアントンのクラブ公式ツイッターアカウントでは木原励の画像がアップされた上で「浦和レッズ所属選手2名とコーチ1名がやって来る」と綴っている。
さらに『サイアムスポーツ』は、福島竜弥が木原励とともにタイへ派遣されると報道。福島竜弥は昨年に浦和レッズのトップチームへ昇格。プロ1年目の昨季はYBCルヴァンカップ3試合の出場にとどまると、今季も期限付き移籍先のSC相模原で2試合の先発出場。4月10日の愛媛FC戦を最後に出番がない。
なおSC相模原はリーグ戦2試合を残しており、今月20日にJ3リーグ最終節・松本山雅戦を控えている。浦和レッズから公式発表がないだけに、福島竜弥はSC相模原の公式戦全日程終了後にタイへ向かう可能性が考えられる。
コメントランキング